脱サラ先生のギター教室成功術
カネなし、コネなし、学歴なし。脱サラ先生が地方でギター教室を成功させた方法!
02-4本レッスンの進め方1
毎回進む!セブンレッスンスタイル!
脱サラ先生のギター教室では、1曲を絶対に7回レッスンで仕上げるレッスンの進め方をしています。ここでは弾き語り伴奏の場合を説明します。
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コードの形、押さえ方を覚える。
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コードが綺麗に鳴る方法を探る。
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最長の音符でコードチェンジをする。
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最長の音符でコードチェンジをする。(同上)
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完成品のリズムで演奏する。
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完成品のテンポで演奏する。
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生徒さんの成果を残す。
①コードの形、押さえ方を覚える。
1回目のレッスンではコードの押さえ方を覚えます。脱サラ先生のギター教室のターゲットとなっている生徒さんは、覚えることに苦手意識を覚えている方がほとんどです。そんな方達でも1レッスンで覚えることができます。
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楽譜とは別の用紙に使用するコードのダイアグラムを書く。
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書きながら押さえ方を確認する。
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最後まで書いたら改めて一通りコードを確認する。
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コードダイアグラムが書かれた用紙を裏返し、思い出そうとする。
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紙を表にし改めてコードを確認する。
4と5を繰り返します。
※大切なのは4の「思い出そうとする。」です。4を実行している際には「今回は思い出せなくて大丈夫ですよ。思い出そうと悩むだけでいいんです。」との声掛けが必須です。
②コードが綺麗に鳴る方法を探る。
2回目のレッスンではコードが綺麗になる方法を探ります。基本的にはよく観察をし、初めてギターに挑戦する場合は1弦や2弦のわかりやすい弦が綺麗に鳴ればOKとしてあげましょう。あまりにも極端な体の使い方をしている場合かなり苦戦を強いられる場合があります。その場合は簡単な押さえ方を探したり、コードを変更したりしましょう。
※初心者の場合、上手く弾けるまで粘りすぎるよりも上手くかわして演奏できる方法を考えてあげましょう。
③と④最長の音符でコードチェンジをする。
3回目と4回目のレッスンでは最長の音符でコードチェンジの練習をします。(コードチェンジのタイミングだけ弾く。)コードチェンジ練習のコツは「左手が間に合わなくてもいいから右手を止めないで弾く。」ことです。殆どの方は左手でコードを押さえてから右手を弾いてしまい、いくら練習してもタイミングよくコードチェンジができないでいます。ですがこのコツを守ることで簡単にコードチェンジを克服することが可能です。
※ここでも初心者の場合は完璧な状態を求めずに、タイミングよく指を動かせているかどうか?に的を絞って練習をしましょう。「左手が間に合わなくても(音が鳴らなくても)いいので、右手のタイミングを合わせることを最優先にしてみてください。」などの声かけも必須です。
⑤完成品のリズムで演奏する。
5回目のレッスンでは完成させる時のリズムで練習をします。テンポはゆっくりのままです。ここでつまずいてしまう際の原因と克服法はコードチェンジと同様です。右手が絶対に止まらないように練習をさせてあげましょう。
⑥完成品のテンポで演奏する。
6回目のレッスンでは完成させる時のテンポで練習をします。ここでも右手が絶対に止まらないように練習をさせてあげることが重要です。テンポを上げていく際には、元の速さをしっかり練習したのち、大胆にテンポアップをしていきましょう。細かくテンポアップして練習するほどに混乱と疲労を招く可能性が発生するので、程よく調整をしましょう。
※左手の動きが良くなって来ている場合は、少し細かいポイントも修正をしていきましょう。
⑦生徒さんの成果を残す。
7回目のレッスンでは生徒さんの成果を残します。「3章の成果を残す」でも詳しく説明をしますが、脱サラ先生のギター教室ではレコーディングを以って曲の完成としています。本格的なレコーディングでなくスマホで撮影するだけでも良いと思います。成果を残すことは継続率アップと新規集客に大きな役割を持ちます。どのような方法でも良いので必ず行いましょう。
※稀に「残す」ことに大きな抵抗を持つ生徒さんがいます。その場合は成果を残さずあっさりと終えることを心がけましょう。何度も確認することも不要です。
7回のレッスンで完成させる為の
難易度調整に講師の力量が問われます。
生徒さんによっては5回で完成したり、8回、9回までかかる場合もありますが、「3回で完成した。」「完成までに15回もかかった。」といった場合には、用意したテキストや楽譜が適していない可能性があります。7回レッスンでしっかり終える為のテキストや楽譜の難易度調節については、次項「本レッスンの進め方2」でも説明致します。